東京で就職するメリット・デメリットをご紹介!

       
公開日:2023/11/02  

進学や就職を機に上京しようと考える方は少なくありません。東京は人口が集中していることから、多種多様な就職先があります。

東京での生活に憧れをもつ方も多いでしょう。同じ職業であっても、勤務地が異なることで働き方も変化します。

本記事では、東京で就職するメリットやデメリットを詳しく解説します。

東京で就職するメリット

東京は、国内でも随一の大都市であり、華やかな雰囲気に憧れをもつ方も多いことでしょう。東京で就職することで得られるメリットを4つ紹介します。

幅広い職種から選べる

東京は企業の数が多く、選べる仕事の種類も幅広く存在しています。地方は東京と比べると、新卒採用を行う企業数も少なく、希望する仕事がなかなか見つからないことがあります。

東京では、メジャーな業界からマニアックな業界まで幅広く求人を募集しており、豊富な選択肢のなかから仕事を見つけられます。やりたい仕事のイメージが明確に定まっているという方は、その目標を目指して東京で就職するのも良いでしょう。

東京では、求人数が多いため、実際の倍率は低いこともあります。まだ明確にやりたい仕事を見つけられていないという方でも、東京で就職活動を行うことで、様々な職種に触れられます。そのうち、興味をもてる仕事が見つかるでしょう。

給料が高い

東京で就職することの最大のメリットは、給料が高いという点ではないでしょうか。東京は物価が高いこともありますが、何よりも企業が全国から優秀な人材を求めていることから、高い給料設定となっています。

就職する企業や能力にもよりますが、地方で就職するよりも高い給料を得られるでしょう。厚生労働省が発表している地域別最低賃金の一覧によると、多くの地域では、最低時給が800円~900円台であるのに対し、東京都では1,113円(令和5年現在)となっています。

新社会人のうちはそれほど地方との差がないように思えるかもしれませんが、一生涯を通して考えると、稼げる賃金には大きな差が生じます。給料が高いことで、仕事へのモチベーションが上がったり、ステップアップの目標が立てられたりするでしょう。

大手企業の本社が多い

東京には数多くの企業が集まっていますが、企業の本社機能が集中していることも魅力の一つです。企業によっては、勤務地によって採用区分が異なる場合もあります。

たとえば、東京に本社があり、大阪に支社を配置している場合、首都圏採用と関西圏採用とで分けられているケースがあります。同じ企業であっても、応募する際にどちらを選ぶかで入社後の配属が異なります。

首都圏採用であれば首都圏で配属、関西圏採用であれば関西圏で配属となることがほとんどです。もちろん、キャリアを重ねることでそれぞれのエリアへの転勤の可能性もありますが、企業によっては採用圏内での転勤に限られる場合があります。

東京で働きたいと考える方は、首都圏採用に応募するようにしましょう。さらに、本社での採用となると任される仕事の規模も大きくなります。

よりやりがいのある仕事を任される可能性が上がるため、キャリアアップへの道が開けるでしょう。

プライベートを充実させられる

東京は、観光で訪れる方も多いほど、魅力的なスポットが点在しています。プライベートで遊ぶ際に、行き先に困ることが少ないでしょう。

就職先を決める際には、休日の過ごし方にも注目してみましょう。東京はトレンドの発信地であるため、日々鮮度の高い情報が手に入ります。

遊びはもちろん、ショッピングスポットも豊富なので、プライベートを充実させられるでしょう。プライベートが充実することで、ワークライフバランスを整えられます。

仕事での活躍にもつながるかもしれません。仕事とプライベートが充実することで、生活の満足度も高まります。

東京で就職するデメリット

東京での就職には、魅力的な面が数多くありますが、一方でデメリットもあります。東京で就職するデメリットについて詳しく解説します。

通勤ラッシュが大変

東京は全国的に見ても人口密度が高く、多くの路線で通勤ラッシュが発生しています。朝はもちろん、夕方から夜の帰宅時間にも満員電車になることがあるため、通勤だけで疲れてしまう可能性があります。

実際に、通勤ラッシュに嫌気がさして仕事を辞めるという方も少なくありません。東京では電車の本数も多く、数分おきに電車が走っていますが、1本遅らせても混雑具合は変化しません。

どれだけ待ったとしても、ゆとりをもった乗車が難しいため、東京での就職を検討している方は、通勤ラッシュのことを念頭に置いておくようにしましょう。

物価・家賃が高い

東京は、給料が高い点が魅力的ですが、その反面、物価や家賃が高いので注意しましょう。とくに新入社員のうちは、家賃や生活費の支払いだけで精一杯になってしまう恐れがあります。

居住地によっては家賃を抑えられることもありますが、家賃が安いエリアは都心から離れており、交通の便が悪い場合があります。企業の多くは都心にオフィスを構えており、家賃を優先すると通勤時間が長くなってしまいます。

一方で、職場の近くで家を借りると、今度は家賃が高くなってしまうジレンマに陥ります。同じような広さや間取りの物件であっても、東京と地方都では地価が大きく異なります。

高額な家賃を払っても、小さな部屋しか借りられない可能性が高いです。家賃は生活費の大部分を占める部分なので、家賃が高いという点は、東京で就職することの大きなデメリットでしょう。

東京で就職するなら常用型派遣がおすすめ

東京で就職するなら、常用型派遣がおすすめです。常用型派遣とは、派遣会社に社員として所属しながら、派遣先企業で働く制度のことです。

登録型派遣との違いは、派遣先企業での就業期間は終了した場合でも派遣会社との雇用契約は続くという点です。新たな派遣先がすぐに見つからなかった場合も、次の派遣先が見つかるまでの間は給与が支払われるため、安定した生活を送れます。

また、常用型派遣は、一般企業と同じようにボーナスが支給されることがあります。雇用が安定しているので、仕事もプライベートも充実させることができます。

東京は求人数も多いですが、その分ライバルも多いのが実情です。東京での就職を目指す就活生は全国に存在しており、就活競争を勝ち抜く必要があります。

常用型派遣のメリットは、未経験の職種にも挑戦できることです。事前に派遣会社で研修や実習を受けられるので、派遣先でも戦力となる高度なスキルを身につけられます。

希望する業種が明確に決まっている場合は、希望業界に特化した派遣会社を探すとよいでしょう。研修制度が充実している派遣会社であれば、自分のやりたいことにチャレンジできる可能性が広がります。

また、常用型派遣の場合、万が一、派遣先企業との間でトラブルが発生した場合にも、派遣元スタッフがフォローしてくれます。たとえば、労働条件や社内環境が事前に聞いていた内容と異なる場合にもスムーズに対応してもらえるので、安心して働くことができます。

まとめ

今回は、東京で就職するメリットやデメリットを紹介しました。東京は人口が密集している分、多種多様な就職先があり、幅広い選択肢から選べます。

東京で就職するうえで最も大きなメリットは、給料が高いということです。最低時給で比較しても、全国で最も高い水準を維持しています。

また、企業の本社オフィスも都心に集まっているため、キャリアアップを目指せます。休日は、お出かけスポットが豊富にあるため、充実した生活を送ることができます。

ただし、メリットもある反面、デメリットも存在します。東京では満員電車を避けては通れません。また、家賃も地方より圧倒的に高いのがデメリットです。本記事が参考になれば幸いです。

               

おすすめ関連記事

検索

【NEW】新着情報

CADオペレーターは、建設業の中でも派遣という就業形態で働ける職種のひとつです。また、専門職であるため手に職を付けられるのが魅力です。この記事では、CADオペレーターの業務内容やCADオペレ

続きを読む

キャリアアップを目指すには、具体的にどのようなスキルを身につければ良いのかわからず困っている人もいらっしゃるでしょう。本記事では、建築士がキャリアアップするための方法を詳しく紹介していきます

続きを読む

施工管理とは、工事に関わるすべての施工を管理する職業です。施工計画や工事の管理、書類作成など、さまざまな業務に携わります。この記事では、施工管理職の魅力や、施工管理職の種類について詳しく紹介

続きを読む